「チェックボックス 2021年春号」

2021年04月26日

※本紙「CHECKBOX」は、弊社とお取引頂きましたお客様への、弊社からの情報紙です

 コロナウィルスの感染拡大が止まりません。 緊急事態宣言によって経済活動を自粛し、感染者や入院患者減少で病床の使用率を下げ、季節も暖かくなってから、皆に安心して経済活動を再開してもらい、その先にオリンピック、パラリンピックの開催を!という道筋で進んできたようですが、最近の状況だと感染拡大が止まらず、先行き暗雲が垂れこめているようですよね。 個人的には開催してほしいのですが、ホントどうなっちゃうんでしょうか?  菅総理の決断、難しいですね。。「開催」と言っても「中止」と言っても文句言われるでしょうから、お察し申し上げます。 政治家という仕事は相当図太い人じゃないと出来ない仕事ですね。 自分の仲間(知ってる限り一人)がその道を邁進中で、見た目は溌剌適任ですが、ハートは大変なんでしょうね。(;^_^A   先日、平成の三四郎こと「古賀稔彦」さんが、53歳でお亡くなりになったという訃報に触れて、同世代の一人として、他人事と思えず強い衝撃を受けました。 自分が大学生だった1992年のバルセロナオリンピック。 TV中継を夢中になって観ていましたが、古賀さんは「金メダル」を期待され、そしてそれを見事に実現した流石の男でした。 TVに映った彼の顔の表情が印象的だった。 今思うと相当な痛みがあったと思います。 多くを語る人じゃなかったでしょうが、背中で見せるという昔ながらの男の風があって、筋の通った、「不言実行」タイプの、そんな格好いい、尊敬できる人でした。 心よりお悔み申し上げます。   我々人類は、様々な知識を後世に伝える事で、繁栄を謳歌してまいりました。 例えば「火」を発見、利用してきた祖先はそれを伝える事で他の種族や動物より立場を優位にし、技術を発展してきました。 20世紀前半、世界的にスペイン風邪が大流行し、多数の死者、感染者を出しました。 この時も感染について多くの記録を残し、それらを伝え、その後のウィルス感染の対策をとることが出来ました。 そして東日本大震災でも各地の伝承等では、津波の記録が多々残っており、我々に注意を促していました。 同じような事例は枚挙に暇がありません。そう「伝える」ことが社会にどれだけ有用なのか、我々は分かっているのです。 今のコロナウィルスの感染についても我々はきっと克服し、多くの記録を残し、それを伝えていくことでしょう。 親は子へ「しつけ、教育」として社会で生きるための様々な知恵、作法を伝えます。 前出の古賀さんは日本柔道の後輩達に柔道の真髄、心の持ち方を伝えていってくれました。 私小川も、齢を重ねた今、仲間達に「大地イズム」やノウハウ、様々な事、伝えていかなくてはならないですね。 ん?「大地イズム」とは何だ?。 ま、そこからやっていきましょうかね。(-_-;) それでは今回もチェックボックスお届け致します。(大地住建/小川勇治)